Try IT(トライイット)
- 903.00 レビュー
- 4.4
- 開発者
- Trygroup Inc.
- リリース
- 2015/07/17
スクリーンショット
中学・高校の勉強を、教科書や問題集だけでなく映像でも確認したい人にとって、Try IT(トライイット)はかなり身近な選択肢です。私は、短い時間で授業の要点を見直したい場面を中心に使ってみました。教育分野のアプリとして、授業を最初から最後まで置き換えるというより、分からない単元を戻って確認したり、問題演習の前に説明を受けたりする使い方に向いています。
開発元はTrygroup Inc.で、料金は無料です。対象年齢は3歳以上と表示されていますが、内容は中学版・高校版の映像学習サービスなので、実際の中心利用者は中高生と、その学習を支える家族でしょう。平均評価は4.4で、評価数は約1,700件、レビュー数は900件を超えています。インストール数も10万以上あり、少なくとも学習アプリとして試す人が多いサービスだと感じます。
映像授業は、通信環境で使いやすさが変わる
このアプリを使うとき、最初に意識したいのはネットワークへの依存です。映像を見るサービスなので、通信状態が安定している場所では授業へ入りやすい一方、移動中や電波の弱い場所では再生開始や途中の読み込みが気になりやすくなります。私は、外出先で思い立って勉強するより、まず通信が落ち着いた場所で見たい授業を決めておく使い方のほうが快適だと思いました。
特に、授業の核心部分で映像が止まると、単に数秒待つ以上の負担になります。数学の式変形や英文の説明は、流れを追っているから理解できる部分が多く、途中で途切れると画面を戻して確認する手間が増えます。通信が不安定なときは、無理に再生を続けるより、場所を変えるか、回線が安定する時間帯に学習を回すほうが集中を保ちやすいです。
家庭のWi-Fiで使うなら、勉強を始める前に一度授業を開き、映像が問題なく動くかを確認する習慣がおすすめです。保護者のスマートフォンのテザリングなどで使う場合は、長い授業を続けて見るほど通信量への注意が必要になります。アプリ内で映像が扱われる以上、通信環境を学習計画の一部として考えることが、思った以上に大切です。
自宅学習では「見る前の準備」が効く
私が便利だと感じたのは、映像を開いてから何となく見始めるのではなく、先に教科書やノートを手元に置く方法です。授業中に出てきた言葉や式をすぐ書けるようにしておくと、通信の都合で一度止めたときも、どこまで理解できていたかを失いにくくなります。映像だけを眺めると勉強した気分になりやすいので、見る前に「この単元で一つだけ分かるようになりたいこと」を決めておくと、受け身になりにくいです。
数学なら、説明を見終わった直後に同じ例題を閉じた状態で解き直す。英語なら、文法の説明を見たあとに自分のノートで例文を一つ作る。このように映像と手を動かす作業を分けると、通信が一時的に不安定になった場合でも、待ち時間を復習に変えられます。これは一般的な動画視聴とは違う、学習用としての使い方のコツです。
外出先と短時間学習の相性
スマートフォンで使えるため、机に向かう時間が取りにくい人でも、授業の確認を始めるきっかけを作れます。部活動や通学の予定がある日には、まとまった勉強時間を確保できないことがあります。そういう日は、一つの単元を完全に終わらせようとせず、前回つまずいた説明だけを見直すほうが現実的です。
ただし、移動中の利用には向き不向きがあります。歩きながらの視聴は安全面で避けるべきですし、混雑した車内では音声を聞き取りにくく、画面も落ち着いて見られません。イヤホンを使える環境でも、周囲の音や通信の揺らぎで内容を取りこぼすことがあります。私は、外では「新しい内容を学ぶ」より「一度勉強した内容を思い出す」用途に絞るほうが、Try ITの良さを生かせると考えます。
短時間で使うなら、授業を開く前にノートの該当ページを確認しておくと迷いません。アプリを起動してから学習内容を決めると、単元を探す時間が増え、数分しかないときにはそれだけで意欲が下がります。前夜に翌日の復習箇所を決めておけば、通信状態が良い場所で素早く始められます。
止まったときに焦らないための使い方
映像が再生されない、途中で止まる、音声と画面の流れが合わないといったことが起きた場合、まず同じ場所で何度も再生ボタンを押し続けないことが大切です。通信が混み合っているだけなら、少し時間を置く、場所を移す、接続方法を切り替えるといった基本的な対応のほうが効果的です。私は、授業の途中で止まったときに、直前の説明をノートへ要約してから再開するやり方が役立ちました。
この方法なら、再生が戻るまでの時間を無駄にしません。再開後に同じ箇所を見直しても、先ほど書いた要約と照らし合わせられるため、ただ待っていたときより理解の抜けを見つけやすくなります。映像学習では、再生の中断を完全に避けるより、止まっても学習の流れを失わない手順を用意しておくほうが実用的です。
アプリの動作そのものが不安定に感じる場合は、他の動画や通信を使うアプリをいったん閉じ、端末の空き容量やシステム状態も確認したいところです。Try ITの現行バージョンは4.8.3で、対応する最低OSは7.0です。古い端末で使う場合は、OSの条件を満たしているかを確認してから、授業の大事な場面で使うのが安心です。
授業を見られないと、その日の学習予定全体が崩れることもあります。そこで私は、映像を見られない場合に備えて、教科書の例題、ノートのまとめ、前回の間違い直しのどれかを代わりに行うようにしています。これはアプリの機能というより、通信に左右される学習を安定させるための運用です。Try ITを中心に据えつつ、紙の教材を手放さないほうが、結果的には勉強が止まりません。
通信量を抑えたい人が先に決めること
無料で始められる点は大きな魅力ですが、無料であることと通信負担がないことは別です。映像を長時間見る可能性があるため、モバイル回線だけで毎日使う人は、自分の契約状況を意識したほうがよいでしょう。私は、家庭や学校など通信が安定した場所で新しい授業を見て、外出先ではノートの確認や短い復習に切り替える運用をすすめます。
学習時間を決めるときも、動画を何本見るかだけで考えないほうがよいです。例えば、説明を見る時間、ノートを整理する時間、問題を解く時間を一組にします。映像だけを連続して再生すると通信量も増えますし、理解の確認が後回しになります。一つの授業を見たら、画面を閉じて自分の言葉で説明してみる。この一手間が、視聴本数を増やすより効果的なことがあります。
家族で通信量を管理している場合は、勉強する時間帯や場所をあらかじめ相談しておくと、途中で制限を気にせずに済みます。学校の休み時間に使いたい場合も、教室や校内の接続環境を先に確認しておくと安心です。アプリを入れた直後に長時間使うのではなく、短い授業で再生の安定性と自分の集中力を試してから習慣化するのが、失敗しにくい進め方です。
紙の教材や検索動画との違い
教科書と問題集だけで勉強する方法は、自分のペースで書き込みやすく、通信に左右されない強みがあります。一方で、説明の順番が分からない、解き方の最初の一歩がつかめないというときには、映像授業のほうが入りやすい場合があります。Try ITは、その二つの間を埋める道具として使いやすく、教科書を読むだけでは理解しにくい単元の導入に向いています。
一般的な動画サイトで授業を探す方法と比べると、娯楽動画や広告などに流れにくい点は、学習の開始を早める可能性があります。ただし、検索動画のように特定の細かい疑問へすぐ答えを探す使い方とは違います。すでに疑問点が一語に絞れているなら、参考書の索引や検索のほうが早いこともあります。逆に、どこから分からないのか自分でも整理できていないときは、授業形式で順番に説明を受けるほうが助けになります。
塾の授業と比較すると、決まった時間に教室へ行かなくても復習を始められるのが利点です。その反面、分からないところで先生にすぐ質問できる環境とは異なります。理解が止まったときに自分でノートへ疑問を書き出し、次の授業や学校の先生への質問につなげられる人ほど、このアプリを有効に使えるでしょう。
向いている人と、別の方法を選びたい人
Try ITが特に合うのは、学校の授業を休んだあとに流れを取り戻したい人、定期テスト前に苦手単元を説明から見直したい人、塾の時間以外にも自分のペースで確認したい人です。保護者が横で授業を教えるのが難しい家庭でも、まず本人が説明を聞いてから、分からなかった箇所だけ一緒に確認するという使い方ができます。
例えば、平日の夜に数学の問題集で二次方程式の途中から手が止まったとします。私は、いきなり答えを見るのではなく、該当する説明を視聴し、ノートに「どの式変形が分からなかったか」を書きます。その後、同じ問題を解き直し、翌日にもう一度何も見ずに手順を再現します。この三段階なら、映像を見ただけで終わらず、理解が自分の作業として残ります。
一方、学習計画を一人で立てるのが難しい人には、映像があるだけでは足りないかもしれません。毎日の範囲を決めてもらいたい、勉強時間を管理してほしい、答案を見て細かく指摘してほしいという場合は、先生や塾、学習管理型のサービスのほうが適しています。また、通信環境が限られている人や、動画を見ると集中が切れやすい人は、紙の参考書を主役にしたほうが快適です。
高校内容では、単に説明を聞くだけでなく、学校の進度や試験範囲と照らし合わせる必要があります。学校で扱っている順番と映像を見る順番が違うときは、アプリを最初から順番に進めるより、今必要な単元を先に選ぶほうが効率的です。ここでも、授業を受けること自体を目的にせず、問題を解ける状態へ近づくために使うという判断が重要になります。
私がすすめる一週間の組み立て
毎日長時間見るより、役割を分けて使うほうが続きやすいです。週の初めは学校で扱う単元を確認し、分からない言葉をメモします。次にTry ITで説明を見て、ノートへ要点を二、三行でまとめます。その後は問題集に戻り、解けなかった問題だけを印で残します。週末にはその印の問題をもう一度解き、まだ止まる部分だけ映像へ戻ります。
この順番の利点は、通信を使う時間を必要なところに絞れることです。最初から授業を何本も再生するのではなく、問題を解いた結果を手がかりにして視聴するため、見直すべき箇所が明確になります。映像授業を「予習専用」にする必要もありません。むしろ、つまずきが見えた後の復習に使うと、説明を探す目的がはっきりします。
端末を家族と共有している場合は、勉強の直前にログインや準備で時間を使わないよう、早めにアプリの状態を整えておくとよいでしょう。授業を見始める前に通知を切る、ノートと筆記具を出す、通信が安定した場所へ移るという三つを固定すると、毎回の迷いが減ります。特別な機能に頼らなくても、使い方を定型化するだけで学習効率はかなり変わります。
通信を前提にしても、無料で試す価値はある
Try ITは、スマートフォンで中学・高校の映像授業を確認できる教育アプリです。無料で始められるため、いきなり塾や有料教材へ移る前に、自分が映像説明と相性がよいか試せます。私の印象では、苦手単元の入口を作る道具として扱うと価値が出ます。授業を見たあとに必ずノートや問題集へ戻る人なら、学習の停滞をほどく助けになりやすいです。
ただし、通信状態が悪い場所で新しい内容を見続けること、動画だけで勉強を完了させようとすること、質問や計画管理までアプリ一つに任せることには無理があります。自宅のWi-Fiなど安定した接続を基本にし、外では復習へ切り替え、止まったときの代替作業を決めておく。この三つを意識すれば、ネットワークに振り回されにくくなります。
開発元のTrygroup Inc.が提供するこのアプリは、2015年7月17日に登場し、現在のバージョンは4.8.3です。長く使われてきた学習サービスとして試しやすい一方、端末のOS条件や通信環境は自分で確認しておきたいところです。「映像を見るアプリ」ではなく、「説明をきっかけに問題を解けるようにするアプリ」と考えられるなら、日々の勉強に取り入れる意味は十分にあります。
反対に、完全なオフライン学習、細かな個別指導、厳密な学習スケジュール管理を最優先するなら、紙教材や先生との学習を中心にしたほうが満足しやすいでしょう。それでも、分からない単元を自分のタイミングで見直したい中高生には、まず無料で触れてみる価値があります。私は、通信が安定した場所で一つの苦手単元から始め、視聴後に必ず一問解く使い方をおすすめします。
ハイライト
- 授業動画が短く、空き時間でも効率よく学習できる
- 中学・高校の主要科目を幅広くカバーしている
- 再生速度を調整でき、理解度に合わせて視聴できる
- 確認テストで学習内容の定着度をチェックできる
- スマホで使いやすく、場所を選ばず復習できる
制限
- 講師とのリアルタイムな質疑応答には対応していない
- 高度な応用問題や難関校対策には物足りない場合がある
- 通信環境によっては動画の読み込みに時間がかかる
- 学習を続けるには自分で計画を立てる必要がある
- 一部の機能や教材は会員登録が必要になる場合がある
よくある質問
Try IT(トライイット)とは、どのようなアプリですか?
Try IT(トライイット)は、中学生・高校生向けの授業動画を中心に、学校の勉強を自分のペースで進められる学習アプリです。数学や英語、理科、社会などの主要科目を扱っており、授業で分からなかった部分の復習や、定期テスト前の確認に役立ちます。短時間で要点を確認しやすい構成なので、塾に通う時間がない人にも使いやすい印象です。
Try ITは無料で利用できますか?有料登録は必要ですか?
Try ITは、基本的な授業動画や学習コンテンツを無料で利用できるサービスとして知られています。そのため、まずは料金をかけずに内容や使いやすさを試せます。ただし、教材の種類、講座、関連サービスなどによって利用条件が異なる場合があります。登録前には、アプリ内の料金表示や公式サイトの最新情報を確認し、追加料金や有料サービスへの自動移行がないかを確認しておくと安心です。
Try ITはどの学年や教科に対応していますか?
主に中学生・高校生の学習を対象としており、学校の授業や定期テスト対策に関連する主要教科を学べます。特に、数学の解説や英語の文法、理科・社会の重要事項を動画で確認したい人に向いています。ただし、学年や教科ごとの対応範囲、講座の内容は更新されることがあります。自分の教科書や学習範囲に合っているか、ダウンロード前に公式の対応科目を確認してください。
Try ITの授業動画は、初心者や勉強が苦手な人でも理解できますか?
授業動画は、教科書の内容を一から確認したい人にも取り組みやすいよう、講師がポイントを整理しながら説明する形式です。分からないところを繰り返し再生できるため、学校の授業中に質問できなかった部分を自分のペースで学べます。一方で、動画を見るだけでは知識が定着しにくい場合もあります。視聴後に問題を解いたり、ノートに要点をまとめたりすると、より効果的に活用できます。
Try ITを使う際に、インターネット接続やスマートフォンの容量は必要ですか?
授業動画を再生するには、基本的にインターネット接続が必要です。動画は通信量を消費するため、モバイルデータ通信で長時間視聴すると、契約プランによっては通信制限や追加料金につながる可能性があります。自宅のWi‑Fi環境で利用するのがおすすめです。また、アプリの動作には対応するOSや十分な空き容量が必要になるため、インストール前に端末の条件とストレージ容量も確認しておきましょう。







